月曜日, 10月 30, 2006

独裁タンデム

 本日、急に寿司を食べたくなったわたくしことベンリィマダムとDr.運送屋は、回る高級寿司『長次郎』へ行った。

 ここのところすっかり寒くなった。VTR250に2ケツして行ったのだが、帰りは特に風が冷たかった。腹がふくれてしんどいから早く帰って寝たい、と思っていた丁度その時、信号待ちのためバイクを停止させたDr.運送屋が振り返って言った。

運送屋:「途中、本屋に寄ってもええか?」
わたし:「だめって言うても行くやろ?」
運送屋:「そうや」

(しばしの沈黙)

二人で:「あは、ははは、あはははは」

 2ケツさせていただいていると、このような状況によく遭遇する。同乗者に対し同意を求める等、一応の気配りをみせてくださるDr.運送屋だが、わたしが首を横に振っても、以降のルート選択に及ぼす影響は全く無い。ま、2ケツさせていただいているので、当然なのだろう。

 わたしは、一度決めたルートは絶対に変更しないたちである。Dr.運送屋とは全く逆だ。けれども、不思議と衝突は少ない。性格上、寄り道ということができないわたしにとって、独裁タンデムは結構楽しいことなのかもしれない、と思うのであった。

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