水曜日, 1月 11, 2006

暖気の季節

 CD125TもCL50も、この季節は暖気に時間がかかる。時間がかかると言っても、たかだか数分なのだが、寒いとその数分が非常に長く感じられる。

  わたくしことベンリィマダムとわが夫Dr.運送屋は12月末のある日、年末の買い出しへと赴いた。いつもの如く、CD125Tに2ケツである。時間も無 かったし、十分 な暖気を行わなかったのだが、そのせいだろうか、発車してすぐにエンジンが止まってしまった。いくらわたしたちが「いらち」だとは言え、最低限の暖気はす べきなのだった。

 ところがである。Dr.運送屋が何度キーを回しても、エンジンはかからない。キックしてもかからない。うへー、年末の この忙しい時に故障かーっ?と思っ たのも束の間、Dr.運送屋は、何かを悟ったかの如く照れ笑いをしながら、「キルスイッチ」を切っていた事を告白したのだった。CD125Tの「キルス イッチ」は、右ハンドルの付け根にあるのだが、ヤママルトのハンドルカバーを装着している冬仕様だと、「キルスイッチ」が見えないのだった。

 なお、わたしが「キルスイッチ」を「切るスイッチ」と思いこんでいたにもかかわらず、この時の夫婦の会話には全く問題が無かったことを、一言申し添えておく。

  ところで、Dr.運送屋はこの1件以降、重要な任務に就くため長期出張に行ってしまった。故に、我が家の初乗りはまだ行えない。今朝Dr.運送屋に送る ものを出しに行った帰り、ふと駐輪場を見た。わが家のバイク3台はずっと放置の状態で、いつのまにか「バイク無料引き取り」のチラシをつけられてしまって いた。
 
 CD125Tの初乗りの際、エンジンがきちんとかかってくれたらよいなと思う。

 

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